Information(Additional Information/Personal Information)セクションは、必須ではありません。特に職歴を積んでいる人にとっては、ほとんどの場合が不要です。ただ、これまでのどのセクションにも当てはまらないけれど、アピールできる経験や能力を示すために使うことができます。例えば、語学力やコンピューター系のスキル、本の出版、専門分野の記事の執筆などが代表的な例です。
なお、英語が出来ることを英文履歴書でアピールしすぎると、逆効果になることがあります。例えば、3ヶ月の海外語学留学ステイの経験や、TOEIC900点以下、TOFEL600点以下の点数を書くと、逆に英語がそれほど優秀ではないと捉えられます。そのような場合には「Fluent in English」などのシンプルな表現に抑えます。英語圏に住んだ経験は1年以上を目安に記入します。これは、英文履歴書にのみ言えることで、日本語の履歴書では3ヶ月の語学留学でも、TOEIC600点でもアピールすることができます。英文履歴書は、ネイティブか英語がビジネスで日常的に使われる現場の人が読むので、日本語の履歴書でアピールできる語学力のレベルとは差異があることを自覚しなくてはいけません。
TOEICで900点以上を取ると、英文履歴書のみならず、各経歴書に強いインパクトを与えます。でも、TOEIC900点取得は通常考えられているより難しいことではありません。
また、通常は含めないほうが良い「趣味」の分野の情報も、応募ポジションと強い関係があるものは書くことも考えられます。また、関係なくても際立ってアピールすることができるような内容は載せるのがよいと思われます。例えば、トライアスロンの大会で完走したことや、柔道の全国大会で優勝したことなどは、粘り強さやひたむきさをアピールできると同時に、面接を進めやすくための話題としても喜ばれます。ただアクティブであるとか、興味の幅が広いとか、それだけ主張のために、Personal Informationを書く必要はありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿