2011年4月15日金曜日

英文履歴書4つの鉄則 鉄則1=1ページにまとめる

 履歴書は長ければ長いほど、豊富な経験を証明できると考えがちです。しかし、英文履歴書の理想は1ページです。2ページになる場合は、10年以上の経歴があって多様な職歴を持つ場合か、何か特殊な職種の場合のみです。1ページにまとめるのは、ビジネス界における英文履歴書の常識です。そのため、1ページにまとめるために、少しでも余分なスペースを無駄遣いしないように、努力を重ねなくてはいけません。長い履歴書の方が努力して書かれた履歴書では無く、1ページに短くまとめるほうが、何倍も努力が必要なことなのです。
 採用者側が1枚の履歴書を読むのに費やす時間は、30秒以内とも10秒〜20秒とも言われています。ざっと目を通して、興味のある項目が見つからなかったら、その履歴書は二度と読まれることはありません。読まれる時間が限られていることを充分理解して、欲張らずに、簡潔で関連性の高い項目ばかりに内容を絞ります。採用者側にとって興味のない項目が多く含まれていれば、関連性の高い項目をアピールするチャンスを逃す確率が高くなります。履歴書は数ページに渡る「自伝」というよりも、1ページの「広告ちらし」を目指します。
 英文履歴書の最大の目的は、採用側に興味をもってもらい、「面接」をしてみたいと思わせることです。履歴書に書ききれなかったことは、面接の場で会話をしながら、具体的に知ってもらうことができます。
 どうしても2ページになる場合は、2ページ目のヘッダーに、氏名とページ数(Name, Page 2)を書きます。

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