2011年4月15日金曜日

英文履歴書4つの鉄則 鉄則2=結果を中心に書く

 英文履歴書で最も重要なのは、それぞれの仕事からどんな結果を導き出したかということです。例えば「A製品の品質管理に携わった」だけでなく、「A製品の品質管理に携わり、欠陥製品の発生台数を10%少なくした」など、成功を裏付ける結果を書く必要があります。
 日本語の経歴書には、プロジェクトごとに開始・終了年月、役割、使用技術、概要などの事実を、履歴形式で書きます。一方、英文履歴書には、アピールできる経歴のみを結果中心に書かなくてはいけません。そのため、プロジェクトの期間も、チーム人数も、その他詳細も、個々のプロジェクトについては、アピールできない限り明記する必要はありません。個々のプロジェクトの期間を明記しないため、時系列の順番を守る必要もありません。ただし、それぞれの企業に勤めた期間は、採用者側が最低限チェックする項目なので、明記しておく必要があります。

 また、結果を書くときは、なるべく測定可能な数値で表します。例えば営業成績が50%上がったとか、クレームを月間700件から400件に減らすことができたなどです。個人的な目標達成はもちろんのこと、携わったプロジェクト全体の成功事例やそれを裏付ける数値が説得力を持ちます。
 さらに、個人の趣味など、仕事における成果と関係が無い情報はのせるべきではありません。特に応募ポジションに関連の深い趣味などの場合に限り、アピールできればのせることも考えられます。

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