2011年4月7日木曜日

TOEICとは

TOEICとは"Test oEnglish for International Communication"の略です。日本語にすると、「国際コミュニケーション英語能力テスト」です。TOEFL同様、ETS(Educational Testing Service)により作成されています。
読み方は、トーイックやトイックと呼ぶ人が多いですね。トエックと呼ぶ人もいます。

~試験概要~

試験日程
年7回開催されます(1月・3月・5月・6月・7月・9月・10月・11月)。
今年の日程を載せておきますが、詳細は公式ページでご確認下さい。
申し込み締切が試験日の約40日前ですので、早めに申し込まれることをオススメします。


試験構成

問題: 200問 (Listening 100問 : Reading(Grammar含) 100問)
時間: 120分 (Listening 45分 : Reading 75分)
配点: 990点満点 (Listening 495点 : Reading 495点)
方式: マークシート(四者択一)

試験時間120分、すなわち2時間という長丁場の試験です。(途中休憩はありません!)
配点は990点満点。点数は5点刻みですが、1問何点という素点ではありません。
TOEICは、偏差値のような計算方法を用い、換算点として点数を算出します。
最高点Listening 495点Reading 495点合計990点
最低点Listening 5点Reading 5点合計10点
*試験により最高点が985点以下の場合や、最低点が15点以上の場合もあります。

~問題構成~

Listening (45分)

*英文はそれぞれ1度のみ流れる


Part I (写真描写問題: 20問)

1つの写真につき、4つの英文が流れる。その写真について適切に述べているものを選ぶ。
問題用紙には、写真のみ印刷されている。
Part II (応答問題: 30問)

質問とそれに対する答えが3つ流れる。その質問の答えとして適切なものを選ぶ。
問題用紙に印刷されているものはない。
Part III (会話問題: 30問)

2人の会話を聞き、内容に関する設問に答える。
【男性→女性→男性】もしくは【女性→男性→女性】が多い。
問題用紙には、設問と選択肢(4つ)が印刷されている。

Part IV (説明文問題: 20問)

アナウンス等の説明文を聞き、内容に関する設問に答える。
1つの説明文につき、2~3問の設問がある。(3問は2つ程度)
問題用紙には、設問と選択肢(4つ)が印刷されている。
Reading

Part V (文法・語彙問題: 40問)

いわゆる穴埋め問題。4つの選択肢から適切なものを選ぶ。

Part VI (誤文訂正問題: 20問)

それぞれ、4箇所アンダーラインが引かれており、訂正すべき箇所を選ぶ。
(どう訂正するかは問われないので、間違っている部分のみ指摘する)
Part VII (読解問題: 40問)

広告・手紙・E-mail・社内報など、様々な文書が印刷されている。
それぞれ、内容に関する設問があり、適切なものを4つの選択肢から選ぶ。
1つの文書につき、2~3問の設問がある。