昨年来、英語を社内公用語化したり、一定レベル以上のTOEICスコアを社員に義務付ける企業が増えてきた。とにかく英語を取得しなきゃと焦る人も多いのでは? だが、英語が最も役立つのは明白ながら、話せる人はすでに数多く、修得してもそれだけでは武器になりにくい。どうせ今から苦労して語学を学ぶなら希少価値の高い言語の方が費用対効果が高いのでは? しかも英語に次いで多くの人が学んでいる中国語よりもライバルが少なそうで成長性のありそうな"穴場"のような言語ってないのだろうか?
様々な企業に、語学を軸にしたビジネススキルの研修を行うベルリッツ・ジャパンにたずねてみた。
英語、中国語に加え、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語の研修依頼が増えています。
語学研修を希望する企業の業種も広がっているという。
生産拠点を置く製造業に加え、ここ数年は、その国を市場と考える販売業、サービス業からの研修依頼が増えています。
研修需要が増加している国はGDP成長予測数値も高く、ビジネスでのニーズが高まっている国だ。アジア経済圏との今後の関係を考えるとアジア諸国の言語は重要。とはいえ話者の人口で考えると3位のスペイン語も浮上!
スペイン語、ポルトガル語などラテン語系の言語は文法や単語が似ているので、ひとつ勉強すれば他の言語も身につけやすい利点があります。また、ラテン語系の言葉はアルファベットに忠実に読む場合が多いのでローマ字読みに近く、日本人にも発音しやすいです。
ポルトガル語に至っては、最初に日本に伝わった西欧の言葉だけにパンやボタンなど日本語化した言葉も多くなじみやすそう。でも結局は、自分が仕事をしてみたいと思う国の言葉を学ぶのが一番ってことかも。
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