2011年4月8日金曜日

基本的な助動詞の意味を覚えておこう


動詞の形を変える(例えば動詞をing形にしたり,過去形,過去分詞にする)だけでは表せない意味を動詞にもたせたい場合には助動詞を用います。can, must などが助動詞です。

助動詞と共に用いられる動詞は必ず原形になります。助動詞を置く位置は,文の種類によって次のように異なります:

肯定文

 主語+助動詞動詞の原形

否定文

 主語+助動詞not動詞の原形

疑問文

 助動詞+主語+動詞の原形


一つの助動詞にはたいてい重要な意味が2つ以上あります。

下記の表で助動詞の意味が正確に身についているか確認しましょう。

 

助動詞

意味

 

 

can

 …することができる,…することが可能だ
 …ということもあり得る,…する可能性がある

 

「可能」 と 「可能性」 を表す,と覚えておけばよい。
1番目の意味では is [am, are] able to に置き換えることができる。


 

must

 …しなければならない
 …にちがいない

 

「絶対」 を表す,と覚えておけばよい。
どちらの意味でも口語では
 have [has] to に置き換えることができる。


 

will

 …することになる
 …するつもりである

 

未来のことを(確信を込めて)予想したり,話し手の意志を述べる。


 

may

 …かもしれない
 …してもよい

 

五分五分以下の予想を表したり,許可を表す。「許可」を表す場合はYou may ...(君は…してもよい),May I ...? (…してもかまいませんか?)という文で用いる。


 

shall

 Shall I ...? …しましょうか?
 Shall we ...? …しますか?

 

相手の意志を尋ねる疑問文で用いる。改まった表現。


 

should

 …すべきである
 …するはずだ

 

「当然」 「妥当性」 を表す,と覚えておけばよい。
どちらの意味も ought to に置き換えることができる。


 

could

 …することができるだろう
 …することもありうるだろう
 …することができた

 

1番目と2番目の意味は,can の1番目と2番目の意味を控えめに,もしくは想像的に述べたもの。could は can の断定的な意味合いを和らげるのに用いるのが基本。
3番目の意味は過去の文脈で用いる。


 

would

 …であろう(に)
 …したものであった

 

1番目の意味は現在や未来の状況を想像しながら述べるのに用いる。
2番目の意味は過去のことを思い出しながら述べるのに用いる。


 

might

 …かもしれない,…することもありうるだろう

 

可能性を述べるのに用いる。could の2番目の意味とほぼ同じで,may の1番目の意味をより控えめな言い方にしたもの。

 

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