動詞の後に２つの要素が置かれ，その２つの要素の間にイコール，もしくは主語＋述語，の関係が成立する場合，それらを「Ｖ＋Ｏ＋Ｃ」という記号で表します。
　この「Ｖ＋Ｏ＋Ｃ」で最も良く用いられるのが make です。
　The film made her a star overnight.（her = a star)
　（その映画で，彼女は一躍スターになった）
　The rain and sun make the grass grow. (the grass = 主語，grow = 述語）（雨と太陽によって，草が育つ）

英語力をアップさせる重要な要素の一つは「Ｖ＋Ｏ＋Ｃ」を取れる動詞を実例と共にたくさん覚えることです。英語のよくできる人はみなこのタイプの動詞をたくさん知っている。あなたはいくつ挙げられますか？
A relief fund was recently established for the victims of the quake that destroyed the town and rendered numerous people homeless.
▽ Free Translation
町を破壊し，多数の人々をホームレスにさせたその地震の犠牲者のために，最近，救済基金が設立されました。

▼ WORDS
□ relief＜名＞救済，救援：relieve＜動3＞＜不安・苦痛＞を取り除く［和らげる］
□ fund＜名＞基金，資金
□ recently＜副＞最近（＝ lately）（◆現在完了形か過去形の文で用いる）
□ establish＜動3＞＜制度・組織など＞を設立［設置］する（＝ set up）
□ for＜前＞…のために，…向けに
□ victim＜名＞犠牲者，被害者（◆傷ついた者と死者と両方を含む語）
□ quake＜名＞地震（＝ earthquake）
□ that＜関代＞すなわちそれは（◆「説明文」の主語の働きをする）
□ destroy＜動3＞…を破壊する
□ render＜動4＞（（格式的））OをCにさせる（＝ make）（◆Cは主に形容詞）
□ numerous＜形＞（（格式的））多くの（＝ many）
□ homeless＜形＞住む家のない，ホームレスの